「外来看護師として働きたい」と考えている方は多いと思います。外来看護師として働くメリットは、以下の4つです。
まず1つ目は、基本的に日勤だということ。病棟看護師の場合は交代制勤務になりますが、外来看護師なら基本的には日勤勤務しかありません。そのため、結婚している方やまだ小さな子どもがいる方であっても家庭と両立しやすいと言えるでしょう。
2つ目は、予定を立てやすいということです。外来看護師が働く医療機関では、診察時間や定休日が決まっています。年末年始やお盆といった長期休暇についても休みになることがほとんどなので、仕事終わりに友人と会ったり休日に出掛けたりといった予定が立てやすくなります。
3つ目は、身体的な負担が少ないことです。外来看護師は基本的に夜勤がない上に、来院する患者さんへの特別な介助が求められる機会もほとんどありません。立ち仕事が多く、診療時間内に患者さんの診察が終わるようにテキパキと仕事をさばく必要はありますが、入浴介助や体位変換も仕事のひとつである病棟看護師と比較すると、身体的な負担は少ないと言えます。
4つ目は、緊急性の高い患者さんが少ないこと。命に関わったり重篤な症状があったりする患者さんは入院施設がある医療機関を受診するため、外来看護師が普段接するのは緊急性が高くない患者さんです。とはいえ、緊急性が低い患者さんであっても辛い症状を抱えていることに変わりはありません。ですが、的確な対応が必要なものの命を左右する場面はなかなかないため、冷静に対処できるのも外来の特徴です。